おしらせ

毎日21:00-8:00 (現地時間) の間は、全ての着信と通知をオフにしています。またリハーサルや本番中、個人練習中も同様です。至急連絡が必要な場合は、1回目の発信から3分以内にもう一度、電話をかけてください。強制的に呼び出すことができます*。*これは電話回線のみ有効です。ライン通話、Facebook通話では通知されません。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

新たな演奏活動

2017.03.11 (Sat.) 22h49

上野公園の桜

4月より新たな演奏活動の場が加わります。
先日、紀尾井ホール室内管弦楽団(旧称: 紀尾井シンフォニエッタ東京)の今年度シーズンメンバーのオーディションを受け、採用されました。ご期待を裏切らぬよう精進いたします。この楽団は私の恩師である玉井菜採先生(コンサートマスター)をはじめとする、一線で活躍するソリストや主要オーケストラの首席奏者で構成され、今年からは初の首席指揮者としてライナー・ホーネック氏が迎えられます。
私が藝大の学部生だった頃に、藝大チェンバーの定期演奏会にホーネック氏をソリストとしてお迎えしたことがありました。その美しい音色と音楽の繊細さに衝撃を受けたことを今でも覚えています。4月の定期は早速、ホーネック氏と千々岩氏の共演です。皆さま是非おいでください。私は今から楽しみです。
写真は, 昨年撮影した上野公園の桜。

成長の途上では理解を得難い

2017.02.25 (Sat.) 00h31

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頭が冴えている時や、苦痛の中で成長している最中は、周りからすると往々にして一番冴えない。
他人は余計に結果しか目に入らなくなってゆく。笑

なぜ冴えないのか?
すべきことに集中することで周囲に対しての意識が薄れる、というだけではない。

変化している最中というのは周囲の理解の範疇を超えるからです。
理解の範疇であれば何をしているか周囲は分かるから冴えないなんて思わない。
分からない者は成長できない。

諦めるなかれ。

ブルメイステル版の白鳥湖

2017.01.04 (Wed.) 23h32

現在、洗足学園のオーケストラで白鳥の湖3公演のシリーズ中です。プティパ版がベースかと思われます。(ピットから見えないので何とも言えませんが...)

白鳥湖には多くの版が残されていますが、私はその中でブルメイステル版が一番気に入っています。
ブルメイステル版の特徴としては、ドラマ性が高く、観る人を引きつける、原典に立ち返った版である、というのは良く言われることですが、私はそれに加えて最大の特徴は振り付けが極めて音楽的であるという点だと考えています。
曲の構造やフレージングなどに沿って全幕を通して上品に、的確に表現されているのです。楽器同士のやり取りにも当然の如く動作や仕草が対応しています。この視点から言えば、音楽に呼応しない無駄な動きは一切ありません。観れば観る程驚きます。
ブルメイステルはチャイコフスキーと血縁関係にあったようですが、ダンサー,振付け師であったとのこと、音楽理論をどこまで理解していたのか分かりませんが、少なくとも振付けからは「引き出し」の豊富さを感じます。白鳥湖の原典に立ち戻るべく研究に時間を費やしたというのもだてではないと。

ブルメイステル版は1953年、スターリン死没の年に初演。雪解けの時代はまだ先なので、ひょっとしたらソ連の社会主義リアリズムの影響もあるのかもしれない。悲劇で終わらない点に関しては少なくとも影響はありそうですね。
それにしてもネット上ではブルメイステルに関して日本語英語どちらも情報に乏しいし文献も間接的にしか触れられておらず、もどかしい思いです...



ボッレ&ザハロワ、スカラ座。第三幕での二人の踊りには魔力すら感じる。
演奏は、歌心いっぱいだし、各国特有のダンスのリズムが自然で的確。

特に第一幕は特に、描かれている世界が明るくのどかで、非常に平和的。。
世俗的な場面も上品に表されています。スカラ座ならではです。

蛇足
ところで、私は楽曲、特にメシアンやフォーレを聴くと絶えず変化する何か形のようなものが感じられる。その感覚に最も近いのがブルメイステル版の演出と振付けだと気付いた。形が見える感覚はあるものの具体的に「図形」が見える訳ではない。今までずっと謎だったが、少し分かった気がする。