ちらつき仕様になってしまったペツルのヘッドランプ

2019.08.17 (Sat.) 18h19

ペツルのヘッドランプを買い足しました。アクティックコアです。ティカXPを予備にし、こちらをメイン使いにしようと思います。2年ほど前には、実家の両親に災害用としてティキナを2つ買いました。

IPX4ですが、基盤にコーティングが施されているのか、電池蓋の中に雨水が侵入しても使用できています。
電池蓋の周りには一切のパッキンがないため、おそらく内部で何かしらの防滴対策がなされているものと思われます。
というか、もしそうでなければ雨天時に電池を交換できないことになります。

近距離用LEDがレンズによって横長に、広めのスポット光が近距離用より僅かに上向きに照らします。
この計算されたレンズと照射角度によって、暗闇を大変歩きやすくなります。

バンドを洗いたい時は、バンドが通っている可動する台座の根元を丁寧に広げれば本体から台座ごと外れますので、そのまま洗うことができます。よく乾かした後、台座を元の位置にはめ込めば元どおりです。ペツルから交換用としてバンドのみも売られており、交換の際は同様の方法を用います。

さて、題名の通りですが、ペツルのヘッドランプで非常に残念なのが、ちらつきです。
フリッカー現象というのでしょうか。最大光量を除き、光のちらつきが目立ちます。光源は安定して光っているようにみえるのですが、ヘッドランプの目の前で手を振ればその意味がわかると思います。これ、長い時間使ってると疲れるのですよ...。今年の冬、ビンディをランニングで使っていて初めて気づきました。
クラシック以上のランクならこんなことはないだろうとタカをくくって(?)買ってしまったものの...
アクティックコア...お前もか...

3,4年前のティカXPまではこんなことはありませんでした。
何とかしてほしいところです。


ちなみに、演奏会場でスポットライトがLEDでフリッカーが発生しているとかなり面倒です。
目をつぶって弾かないと、感覚が狂ってしまい、訳がわからなくなります。ひどい時は平衡感覚が失われます。
主に築浅の50席未満のサロンに多いです。



Comment(s)

ピー助 on 2020.01.07 at 18:11

通りすがりにコメント失礼いたします。全く同様の症状を確認して購入店からメーカー(おそらくアルテリア?)に問い合わせて貰ったのですがフリッカー現象についてはLEDの特性、製品仕様なので問題なしとの結果の一点張りでした。
手を振るだけでもわかるチラツキをスポーツで使ったどれほど危険かを訴えたにもかかわらず、です。
主さんの投稿を見て自分だけではなかったのだと安心した反面、今後ペツルの製品を買う人達がこの危険性に悩まされたり事故にあったりしないように願うばかりです。

失礼しました。

Hiroyuki Tsuruno on 2020.04.28 at 15:02

ピー助さま

コメントありがとうございます。メーカー側の対応を見ると、問題であるという認識は恐らくあるのでしょう。やはりスポーツにおいてフリッカーは危険ですよね。

私の場合は屋外で手元を照らしながら作業することがあるのですが、LOWモードを使うため、ちらつきが尋常でなく、だんだんと息が詰まってきます。結局、以前のティカXPとシュアファイアを常用しています。新品のアクティックコアは、予備としてザックで眠っています(笑)

現時点ではインターネット上を含めさほど話題にはなっていないようなので、積極的に声をあげていく必要がありそうです。

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